顎関節症とストレスの関係

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、歯の噛み合わせが悪いことから起こる顎のトラブルです。

顎関節症の症状は、あごの痛み、口が大きく開けられない、あごを動かすとジャリジャリ・カクカクといった音がするなどあごの部分だけに留まらず、耳鳴り、難聴、めまい、偏頭痛、首や背中の痛み、肩こり、腰痛など全身の様々な部分に現れます。

顎関節症の患者は、20歳代の女性が多いのが特徴です。近年、顎関節症患者の低年齢化が進み、虫歯や歯槽膿漏に次いで、第3の歯科疾患とまでいわれています。

歯の噛み合わせが悪くなる原因としては、歯並びが悪い、片側噛みの癖、抜けた歯の放置、顎骨の発育不良など様々です。

注目されているのが、顎関節症とストレスとの関係です。ストレスによる緊張で歯を食いしばることから、顎関節症になってしまうのです。

新しい職場への異動や人間関係、家庭内のトラブルなどで、じっと耐え歯を食いしばる癖のある人は要注意です。

顎関節症の治療としては、片側噛みの癖の修正やプラスチック製の装具を口に装着して噛み合わせを矯正するなどの方法があります。

また、生活習慣を改善するカウンセリングを中心とした精神的な治療も採用されてきています。

(2009年2月4日掲載)
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