依存症のメカニズム

依存症の種類は多様で、アルコール依存症、ニコチン依存症、薬物依存症、OA依存症、買い物依存症、ギャンブル依存症など「○○依存症」が数多くあります。

これらの依存症の中で、医学的に精神疾患とみなされているのが、「アルコール依存症」「ニコチン依存症」「薬物依存症」の3つです。

依存症の代表格としては、うつ病との関連も深いアルコール依存症です。

依存症のメカニズムは、ほかの精神疾患と同様、脳内の神経伝達物質が大きく関係しているといわれています。

ドーパミンは脳内の神経細胞に快感を発生させる神経伝達物質ですが、依存症の人は、このドーパミンによる快感を求めて、快感を得られる行動を繰り返します。

強い快感が続くと、それを抑制する作用が働きますが、そうすると今までと同じドーパミンの量では快感が弱くなります。

これを「快感に対して耐性ができた状態」といい、当然従来の行為では物足りなくなります。

依存症の人は、このようにして当初の快感を求め、行為をエスカレートさせていきます。

(2008年10月17日掲載)
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この記事へのコメント
1. Posted by ヒロ   2011年11月21日 15:08
うーん、人間依存症って言うのもある??
私の聞き間違いかもしれないけど・・・
昔、ラジオのテレホン人生相談で聞いたことがあったような記憶が。(気になって)
もし、あったとしたらどういうもの?
2. Posted by 運営者どすこい   2011年11月23日 15:26
ヒロさん
うーん。知らない(笑)
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