うつ病治療とカウンセリング

カウンセリングとは一般に、悩みや問題を抱えている人に対して、専門的な訓練を受けたカウセラーが言語的・非言語的に関わり、その関わりを通して援助することをいいます。

カウンセリングは、精神科医療の分野だけでなく、産業や学校教育などの分野においても広く用いられています。

かつては、カウンセリングと精神療法を別物として考えていたときがあるようですが、現在では、両者の区別は曖昧であり、カウンセリングは精神療法の一つの形式と考えられるようになっています。

うつ病の治療との関係においては、一般的には、症状が強い時期にカウンセリングだけに頼るのは良くないといわれています。特にうつ病の初期の治療の基本は、やはり薬の服用と休養の2本柱とされています。

うつ病の初期では薬の服用と休養で心のエネルギーを少しずつ蓄えつつ、うつ病の症状が少し改善した頃に、医師と相談したうえで、カウンセリングを受けると効果的であるといわれています。

カウンセリングは、臨床心理士などのカウンセラーに患者が悩みを話し、患者自らの物事の考え方や捉え方、行動を見直すことによって、問題解決能力を身に付けることを目的としています。

したがって、カウンセリング自体は、症状や悩みそのものを直接解決するというものではありません。カウンセリングは、治療の基盤作りとしての役割が大きいといえます。

なお、専門的なカウンセリングは1回1時間程度をかけて行い、ほとんど完全予約制となっています。カウンセリングの看板を掲げていても、10分程度話しを聞くだけという所もあると聞きますので、事前に時間や費用、誰が行うのかなどを確認しておく必要があると思います。

ちなみに、カウンセリングの専門家は、精神科医療の分野においては偏在していて、アクセスが良くないという指摘がなされています。

(2009年6月17日掲載)
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