EMDRとは?TFTとは?

EMDRとは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療として用いられている方法で、「Eye Movement Desensitization and Reprocessing」の頭文字をとったもので、眼球運動と回想、情緒の認識を組み合せた技法をいいます。

EMDRは、認知行動療法の一種として広まり、また、短時間で効果が得られるPTSDの治療法として注目されています。

EMDRでは、眼球を左右にリズミカルに動かしながら感情の処理を促進させることで、心的外傷記憶に伴う苦痛な感情を減感するといわれています。

EMDRと並んでPTSDの治療法として注目されているものに、TFTがあります。

TFTは、「Thought Field Therapy」の頭文字をとったもので、日本語としては「思考場療法」と訳されています。

TFTは、不安を抱えている患者に対して、不安な状況を思い浮かべてもらい、SUDとよぶ主観的な苦痛の程度を聴取して、眼の下、わきの下などのツボを順番にタッピングさせるというセラピーで、SUDが軽減されるまで繰り返していきます。

TFTは、EMDR同様、短時間で効果が得られるPTSDの治療法といわれています。ただ、EMDRもTFTも、強く支持する専門家がいる一方、疑問視する専門家もいるようで、確実な有効性については未だ結論は得られていない感じがします。

ちなみに、PTSDの治療にあたって注意すべきことは、PTSDは他の精神疾患と併発しやすいということです。特に、うつ病アルコール依存症、薬物依存症との併発頻度が高く、PTSDの治療にあたっては、このような併発した精神疾患の治療が不可欠とされています。

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PTSDの心的外傷体験

(2009年8月8日掲載)
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