睡眠障害の治療

睡眠障害で病院を受診する際、何科に行くか迷うところですが、まずはかかりつけの主治医に相談してみるのも一つの方法だと思います。専門外だとしても、他の専門医を紹介してくれるはずです。

一般的にいえば、睡眠障害の治療を行う診療科としては、精神科、心療内科、(一般)内科があげられます。特に、不眠によって精神的にも苦しく気分が落ち込んでいる場合は、精神科や心療内科が良いと思います。

不眠外来や睡眠外来を設けている病院もありますので、インターネットなどで調べてみることをおすすめします。

睡眠障害の治療の基本となるのが、睡眠薬などによる薬物治療です。

睡眠薬については、悪いイメージを持つ人が多いようです。しかし、近年広く使われている睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系やゾピクロン、ゾルピデムなど、長期間服用しても耐性がつきにくく、服用を中断しても離脱症状の現れ方が比較的軽く、さらに、一度に大量に服用しても致死率がかなり低いといった、非常に安全性の高いものになっています。

ちなみに、ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、もともと不安を取り除く抗不安薬として開発されましたが、その催眠作用が強いことから、睡眠薬として使われるようになったという経緯があります。また、ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、催眠作用や抗不安作用のほかにも、抗けいれん作用、筋弛緩作用もあり、医療の現場では、抗不安薬、抗てんかん薬としても広く使われているようです。

睡眠薬などによる薬物治療のほか、高い治療効果が期待できるものに、高照度光療法(リュミノテラピー)があります。

睡眠覚醒リズムは、明るい光を朝浴びると前進(短縮)し、夜に浴びると後退(延長)することが明らかにされています。この原理を応用し、高照度の光を朝の一定時間浴びて睡眠覚醒リズムを整えようという治療法が、高照度光療法(リュミノテラピー)です。

家庭の蛍光灯程度の光の強さでは効果がないため、特殊な照明器具を用いて2500ルクス以上の光を、起床後1〜2時間ほど浴びます。高照度光療法の効果の発現は早く、通常2週間以内にみられるといわれています。

(2010年4月17日掲載)
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