抗精神病薬「エビリファイ」:OD錠発売
大塚製薬は2012年4月17日付プレスリリースで、抗精神病薬「エビリファイ」(一般名:アリピプラゾール)の新剤形として、「エビリファイOD錠」を2012年5月11日から発売すると発表しています。発売されるのは、3mg・6mg・12mg・24mgの4つの用量の錠剤。
【注】OD錠:Orally Disintegrating tabletsの略。口腔内崩壊錠とも言われます。
「エビリファイOD錠」は、甘みがあり、口の中に入れると数秒で溶ける製剤。従来の錠剤と比べ、高齢者など嚥下が困難な患者でも飲みやすく、また、水なしでも飲めるため、確実な服薬が期待できます。
「エビリファイ」は、脳内でドーパミンが大量に放出されている時にはドーパミン神経に対して抑制的に作用し、ドーパミンが少量しか放出されていない時には刺激する方向に作用します。この2つの作用により、ドーパミン神経の安定を図ることができます。国内では現在、統合失調症と双極性障害の躁症状の治療に用いられています。
なお、双極性障害の躁症状の治療の開始用量が24mg/日であることから、今回のOD錠発売に併せて24mg錠が追加されています。
(2012年4月20日掲載)
【注】OD錠:Orally Disintegrating tabletsの略。口腔内崩壊錠とも言われます。
「エビリファイOD錠」は、甘みがあり、口の中に入れると数秒で溶ける製剤。従来の錠剤と比べ、高齢者など嚥下が困難な患者でも飲みやすく、また、水なしでも飲めるため、確実な服薬が期待できます。
「エビリファイ」は、脳内でドーパミンが大量に放出されている時にはドーパミン神経に対して抑制的に作用し、ドーパミンが少量しか放出されていない時には刺激する方向に作用します。この2つの作用により、ドーパミン神経の安定を図ることができます。国内では現在、統合失調症と双極性障害の躁症状の治療に用いられています。
なお、双極性障害の躁症状の治療の開始用量が24mg/日であることから、今回のOD錠発売に併せて24mg錠が追加されています。
(2012年4月20日掲載)
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