連休明けの無気力からの脱出

年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなどの連休中、毎日のんびりしすぎて浮世離れした生活を送っていると、だんだんと曜日感覚がなくなり、いざ出社(登校)する時に、非常に気分が重くなります。

エネルギーはたくさん蓄えたけれど、不完全燃焼感が大きく横たわる。そんな感じでしょうか。当面の“リハビリ”で解消しなければなりませんが、まず大きな壁を乗り越える必要があります。

これは一種の「長欠感情」のせいで、久しぶりの出社(登校)は誰でも気が重いものです。長欠感情という言葉は、もともと不登校の分野で使われ始めたもので、登校しない日がある程度を超えると、不登校の直接の原因が除去されてもなお登校できない場合があり、その時の心の状態をいいます。

連休明けの出社(登校)の億劫さを打破するにはどうしたら良いのでしょうか。休職後の復職時にも長欠感情の壁が問題となりますが、その場合でも、やはり“勢い”が一番のようです。
療養後に久しぶりに出社する際もさまざまな不安が立ちはだかる。そこには、通勤ストレスに加え、職場に久しぶり行くと「人から声をかけられたらどう答えよう」など業務内容に対する不安とは別種の不安が存在する。この壁の突破には“瞬発力”で打ち破ることが必要と考える。多くの労働者は、初期の数日に消耗感のピークを覚え、徐々に軽減することを体験するようである。
【出典】「産業保健21 2011.10第66号」(労働者健康福祉機構)

◇雑感
ここ何年かカレンダー通りの連休しか取っていないが、正社員時代は十何連休というのもあったなあ。当時連休前は、それが一生明けないかのようにウキウキとしていたが、そんな幻想は、あっという間に時が過ぎて儚く破れる。過ごし方一つなんだろうけどね。

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(2013年8月27日掲載)
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この記事へのコメント
1. Posted by Lily   2013年08月29日 10:31
福島に戻って来てしまいました。心が一度壊れてしまいました。9ヶ月かけて良くなりつつあります。週刊ゴングはなくなって残念でしたね。「ポーツは口にぽーつぽつ」…覚えていますか?
男性医師に診てもらいたくなくて、蓬莱の内海メンタルクリニックに通っていますが、体力気力的に厳しくなってきました。近くのクリニックは男性が多いです。
薬を切らさないようにだけしたいです。
助けてくれたら嬉しいです。
2. Posted by 運営者どすこい   2013年08月29日 10:45
Lilyさん
はじめまして。どすこいです。
週刊ゴング?覚えて?どなたかと勘違いされているのかなと。。。
3. Posted by Lily   2013年08月29日 20:56
すみません。そのようですね(^^;)
いろいろ見せていただきました。
ありがとうございます(^^)
4. Posted by 運営者どすこい   2013年08月29日 21:09
Lilyさん
いえいえ。
これも何かのご縁かもしれません。
改めまして。宜しくお願いします。
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