燃え尽きと無気力

ストレスから生じる極度の心身の疲労と感情の枯渇状態を「燃え尽き」といい、懸命に働いていた人が突然無気力になり、職場に適応できなくなる症状を「燃え尽き症候群」といいます。

燃え尽きて無気力になるというのは、極致的疲労の必然的結果であり、ある意味で「馬から落馬する」と同じ重言といえます。問題は、燃え尽きるまで頑張り続ける、その性格だと思います。

一般に有能で上昇志向の強い人が燃え尽きやすいといわれていますが、それと共に、疲労を感じにくくさせる、強迫的な性格というか完璧主義性を併せ持っているように思います。

物事を完璧にこなそうとすればするほど、過大な要求水準に合わせるのが困難となり、挫折感を生みやすく、達成感や満足感、成功体験が得がたくなります。心に栄養補給がなされないため、燃え尽きる危険が高まります。

テストで60点取ったのに、マイナス40点ばかり見ていては、0点と同じです。自分自身を追い詰めることが必要な場合もありますが、一方で、かえってやる気をなくす結果になる場合もあります。多面的で柔軟な“ものさし”を持つことが大切だと思います。

◇雑感
無気力に陥らない最大の予防策は心の栄養補給。やはり達成感や満足感が一番ではないか。完璧性の追求とそれらは大体相反する。分かっているが止められないのが、強迫観念という悪魔の囁き。空回りして燃え尽きないために、多くの視点と勇気が欠かせない。

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(2013年8月31日掲載)
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