無気力は悪か

無気力状態が長く続くのは、非常に辛いことで悩ましいことです。しかし、それを、自分の考え方や生き方の無理に気づき、見直し、自己を成長させる良い機会であると捉えることも可能です。

「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか。ニ、ニ、ニーチェかサルトルか。みーんな悩んで大きくなった」というCMをご存じの方は今では少ないと思いますが、悩み続けるということは、決して無駄ではないように思います。「悟りの花はどこに咲く、悩みの池のなかに咲く」という言葉もあります。まさに、継続は力なり。

かつて米国の心理学者カイリーは、成長を拒み社会不適応を来している“大人になれない男たち”を指して「ピーターパン症候群」と呼んでいます。“大人”とは何か。いろいろな意見があるでしょうが、私は、一言で言えば、「知足安分」だと思います。大人なら、自分自身を変え、現状OKから始めよう、ということです。

臨床心理士の横湯園子氏の卓見をご紹介します。
無気力に見える状態にはもうひとつの側面がある。一見無気力に見えていても、じつは内面でエネルギーを貯え、人間の深みを育てていることもある。無為が飛躍と豊かさを準備していくということもあるのだ。
【出典】「児童心理 1993年7月号」(金子書房)

◇雑感
その2013年8月21日付プレスリリースによれば、国立精神・神経医療研究センターが「継続は力なり」を脳科学的にも証明したという。悩みつづけた日々が、まるで嘘のように♪とはアリスの代表曲。大の大人がじたばたするな。足るを知り、分に安んず。

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(2013年9月8日掲載)
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