心を癒す「ホットミルク」
明治は2013年9月6日付プレスリリースで、ホットミルクを飲んだ時の“ホッとする”状態について、生体反応として科学的に確認したと発表しています。金沢工業大学との共同研究によるものです。
実験では、被験者(20代男性10名)をストレス状態に置いた後、60℃のホットミルクと、同温度・同カロリーのショ糖を入れたお湯を飲んでもらい、それぞれの違いを比較しています。
その結果、主観評価では、ホットミルクを飲んだ時の方が緊張やイライラの度合いが低く、心理的にもストレスが緩和されていることが、また、客観評価(心電と顔面温度を計測)では、副交感神経の活動が高い状態であることが、それぞれ明らかになっています。
ミルクには、必須アミノ酸の一つトリプトファンが含まれています。トリプトファンは、神経伝達物質であるセロトニンや、体内時計を整え睡眠を促進するホルモンであるメラトニンの原料となります。一日の終わりに、ホットミルクで“ホッ”としてみてはいかがでしょう。
なお、今回の研究結果は、第15回日本感性工学会大会において「ホットミルクが与えるストレス緩和効果の研究」と題して発表されています。
◇雑感
(2013年9月12日掲載)
実験では、被験者(20代男性10名)をストレス状態に置いた後、60℃のホットミルクと、同温度・同カロリーのショ糖を入れたお湯を飲んでもらい、それぞれの違いを比較しています。
その結果、主観評価では、ホットミルクを飲んだ時の方が緊張やイライラの度合いが低く、心理的にもストレスが緩和されていることが、また、客観評価(心電と顔面温度を計測)では、副交感神経の活動が高い状態であることが、それぞれ明らかになっています。
ミルクには、必須アミノ酸の一つトリプトファンが含まれています。トリプトファンは、神経伝達物質であるセロトニンや、体内時計を整え睡眠を促進するホルモンであるメラトニンの原料となります。一日の終わりに、ホットミルクで“ホッ”としてみてはいかがでしょう。
なお、今回の研究結果は、第15回日本感性工学会大会において「ホットミルクが与えるストレス緩和効果の研究」と題して発表されています。
◇雑感
第15回日本感性工学会大会の大会概要を感慨深く読んだ。弱い人間の例えに使う「葦」。自然の猛威に対する最強の武器は、葦のようなしなやかさかもしれない。考える葦である人間も、しなやかな思考力で自然は勿論、社会の猛威にも立ち向かって行かねば。
(2013年9月12日掲載)
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