オンリーワンにもなれない苦悩

『世界に一つだけの花』という曲が2003年に大ヒットしました。「No.1にならなくてもいい もともと特別な Only one」のフレーズに力づけられた人も多いと思います。

しかし、「一人一人違う種を持つ」のはそのとおりだけれど、その「花」をいつまで経っても咲かせることができない。そんな苦悩の日々を送る人が、決して少なくないのではないでしょうか。見方によっては、残酷な曲かもしれません。

かつてトップページへのコメントの中で、『この世を暗い、暗いと嘆くより、自ら光りその闇照らせ』という言葉を教えてもらいました。

いい言葉です。とても力強い言葉です。しかし、「自ら」に強さを求めているわけではないと思います。むしろ、強さを戒めていると思います。強さは、下手をすると、思い上がりにつながります。

「光る」とは、「輝く」ことではありません。「光る」とは、歯を食いしばって「動く」ことです。闇の中を具体的に動いた結果として、“照らされる”のだと思うのです。これが、この言葉の私なりの解釈です。

「動く」ことだけに「一生懸命になればいい」。目的地ばかりに意識を向けないで、現に歩いているその歩き方を大事に。

◇雑感
オンリーワンを「貴ぶ」風潮は、本当にいかがなものか。誰も彼もオンリーワンを目指す世界は、「あまのじゃく」ばかりの殺伐とした世界に違いない。喜びを共に喜び、悲しみを共に悲しむ心があれば、もう少し頑張ってみるか、という気にならないだろうか。

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(2014年4月13日掲載)
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