「時」の力-他

月日の経過が薬の代わりになるという「日日薬」(ひにちぐすり)という言葉がある。海外には、時は全ての傷を癒すという諺もあるらしい。時は、金なり、薬なり。芭蕉に言わせれば、また旅人なりか。時に追われない、時と共に歩む時を少しでも作りたい。

では、先週の折々雑感です。

■寄る年波には勝てぬ。生きとし生けるものに等しく適用される摂理なんですね。

ヒトに最も近い霊長類であるボノボも老眼になる。京都大学の研究で明らかになった。仲間の毛づくろいをする際の目と指の距離を測ったところ、年を取るほどそれが遠ざかる。“霊妙な力を持つ、最も優れたもの”である霊長類でさえ、留まることなく未来へ流れる「時」の力には、所詮手も足も出ないんだ。
(2016.11.8 Twitter@kokorogより)

■『ジャパン・アズ・ナンバーワン』という本がベストセラーになったことがあります。今は昔の話ですが。

地下鉄工事が原因の道路陥没事故が博多で起きた。90年には東北新幹線の東京駅乗り入れ工事が原因の道路陥没事故が御徒町で起きた。先日は三菱重工が大型客船事業からの撤退を発表。世界最大の「武蔵」を、世界最長の「青函トンネル」を成し遂げた日本の技術力の継承が、いつしか途絶えてしまったか。
(2016.11.10 Twitter@kokorogより)

(2016年11月13日掲載)
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