ADHD治療薬「インチュニブ」承認取得

塩野義製薬とシャイアー・ジャパンは2017年3月30日付プレスリリースで、注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬「インチュニブ」(一般名:グアンファシン塩酸塩)について、小児期におけるADHDの適応で、製造販売承認を取得したと発表しています。

ADHD患者の前頭前皮質では、シグナル伝達が減弱している可能性があり、「インチュニブ」は、この減弱しているシグナル伝達を増強させる働きを有する、ADHD治療薬としては初めての薬剤(非中枢刺激薬)となります。

「インチュニブ」は、国内第3相プラセボ対照試験において、プラセボ群と比較して、多動性・衝動性・不注意のいずれの症状についても有意な改善を示したといいます。また、主な副作用は、傾眠(57.5%)、血圧低下(15.4%)、頭痛(12.2%)だったといいます。

【出典】
塩野義製薬 プレスリリース(PDF)

◇雑感

これまで「コンサータ錠」と「ストラテラ」だけだったが、今回「インチュニブ」が承認され、ADHD治療の選択肢が広がることになる。袋小路に入り込むと、絶望の淵に沈みかねない。治療の選択肢が広がるというのは、希望が広がるということでもある。


【追記】
塩野義製薬とシャイアー・ジャパンは2017年5月26日付プレスリリースで、注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬「インチュニブ」を、同日より発売すると発表しています。剤形は、1mgと3mgの錠剤です。
[出典]
塩野義製薬 プレスリリース(PDF)

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(2017年5月30日更新)
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