ギャンブル依存症、リスクの取り方に問題

京都大学は2017年4月4日付プレスリリースで、ギャンブル依存症の患者は、リスクの取り方を柔軟に切り替える能力に障害があり、リスクを取る必要のない条件下でも、不必要なリスクを取ることを発見したと発表しています。

状況に応じてリスクの取り方を切り替える必要のある課題を研究グループが今回考案し、ギャンブル依存症と診断された男性患者21名と健常男性29名を対象に実施した実験で判明したものです。

また、課題を実行中の被験者の脳活動をfMRIを用いて調べた結果、背外側前頭前野(行動の制御などに関わる部位)と内側前頭前野(未来の想像などに関わる部位)の結合が弱いことも明らかにされています。

日本は欧米と比べて潜在的な予備軍も含めるとギャンブル依存症が多いと考えられていることから、今回の研究の発展により、ギャンブル依存症の病態の解明がさらに進み、新たな治療法の開発につながることが期待されます。

【出典】
京都大学 プレスリリース(PDF)

◇雑感

2016年12月、カジノ法案と呼ばれるIR推進法案が成立した。日本人のギャンブル依存症率は先進国の中でも群を抜いて高いらしい。果たして大丈夫だろうか。高い経済効果が見込めるのかもしれないが、その裏で経済的破綻者が増加しないのだろうか。


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(2017年5月5日)
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