胃薬のテプレノン、うつ病への応用に期待

岡山理科大学は2017年5月27日付プレスリリースで、うつ病発症に関係する新たなタンパク質を発見したと発表しています。徳島大学との共同研究による成果です。

今回発見されたうつ病発症に関わるタンパク質は、「熱ショックタンパク質」(Heat Shock Protein:HSP)と呼ばれるもの。細胞が急激に高温にさらされた際に合成が誘導され、体の至る所で発現が見られるタンパク質です。

共同研究グループは今回、ストレス負荷マウスを用いて、その海馬のタンパク質を調べたところ、(1)HSP発現量が減少していること、(2)HSPの合成を誘導する薬剤を投与すると、うつ様症状が改善すること、を明らかにしています。

HSPの合成を誘導する働きのある薬剤として、現在胃炎や胃潰瘍の治療薬として広く使われている「テプレノン」(商品名としては「セルベックス」など)があり、今後、うつ病などの治療薬への応用が期待されます。

【出典】
岡山理科大学 プレスリリース

◇雑感

「スルピリド」をすぐに思い出した。僕も服用していた時期があるが、長くは続かなかった。マイルドでいい薬だなと感じたが、体重の増加にはまいった。今回の「テプレノン」、副作用が少ないらしく、既存薬だから、うつへの応用が早く実現されるといい。


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(2017年6月27日掲載)
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