うつ病、肥満で認知機能悪化

国立精神・神経医療研究センターは2017年9月7日付プレスリリースで、うつ病患者における体格指数(BMI)が30以上の肥満が、認知機能の低下と脳構造の変化に関連することを初めて明らかにしたと発表しています。

近年、肥満とうつ病には共通の病態(慢性炎症、代謝系異常、視床下部-下垂体-副腎系の機能異常など)が指摘されていますが、肥満がうつ病患者に臨床上どのような影響を及ぼしているのかは、よく分かっていなかったといいます。

今回の研究では、65歳未満のうつ病患者と健常者を対象として、認知機能と脳の構造に肥満が関与する可能性を検討しています。

その結果、次のようなことが判明しています。
  • うつ病患者では、正常体重の人の割合が健常者と比べて有意に少ない(肥満、過体重、体重不足の割合が高い)
  • 肥満患者では、認知機能スコアが非肥満患者と比べて有意に低い
  • 肥満患者では、脳の一部の皮質体積が非肥満患者と比べて有意に縮小しており、神経ネットワークの指標も低下している

うつ病の治療はこれまで薬物療法と精神療法が主体でしたが、今回の研究は、栄養学的アプローチ(肥満の改善)も治療法の一つになり得ることを示唆するものといえます。

【出典】
国立精神・神経医療研究センター プレスリリース

◇雑感
人によって症状は違うと思うけれど、僕の場合は、まず食欲がなくなり、痩せた。特に朝食が取れなくなった。夜は比較的調子が良いので、なるべく夕飯はしっかり食べるようにした。太ることが回復の証しだと思っていたが、医学的にはそうではないんだな。

<関連記事>
睡眠不足で太りやすくなる原因

(2017年10月24日掲載)
スポンサーリンク
コメント投稿(運営者確認後に表示)
※運営者の判断によリコメントが表示されない場合(誹謗や中傷など)がありますので、ご了承ください。また、特定の病院に対するお問い合わせにつきましては、ご覧になった病院へ直接お願いいたします。
名前
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
スポンサーリンク
記事検索
カスタム検索


Copyright © 2007-2017 「うつ」の心に癒しを。