「ポケモンGO」にストレス軽減効果

東京大学は2017年9月8日付プレスリリースで、ゲームアプリ「ポケモンGO」を継続してプレイすることにより、労働者の心理的ストレス反応が減少することを、世界で初めて明らかにしたと発表しています。

「ポケモンGO」は、2016年7月にリリースされたスマートフォン向け位置情報ゲームアプリです。日本国内でもリリース直後から爆発的な人気を博し、その年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンにも選ばれています。

研究チームは今回、2015年11月から追跡している、日本に居住する正社員・正職員の労働者2,530名(年齢20〜74歳)を対象に、2016年12月にインターネットを用いて再度調査を実施しています。

「ポケモンGO」を1か月以上継続してプレイしたことがある/ない労働者をプレイヤー/ノンプレイヤーとし、全ての労働者に対し、信頼性・妥当性の確認された調査票を用いて、心理的ストレス反応の程度を聴取しています。

その結果、労働者全体の約1割にあたる246名のプレイヤーでは、2015年11月時点と比較して、気分の落ち込み、不安、疲労感など、負荷がかかった際に生じる心の反応(心理的ストレス反応)が減少しており、労働者の心の健康状態が改善傾向にあることが明らかにされています。

一方、労働者全体の約9割にあたる2,284名のノンプレイヤーでは、心理的ストレス反応の変化はほぼ横ばいとなっており、プレイヤー/ノンプレイヤーの両群の間には、統計的に有意な差があることが明らかにされています。

上記の結果は、対象者の年齢や性別といった属性、喫煙や飲酒といった生活習慣、仕事の量的負担・裁量権・上司や同僚からの支援の程度といった要因を考慮しても、同じだったといいます。

【出典】
東京大学 プレスリリース(PDF)

◇雑感
リリース後、運転中「ポケモンGO」に夢中になり死亡事故を起こす事件が相次いだ。“歩きタバコ”は減ったが、“ながらスマホ”は未だによく見かける。本来ゲーム自体が悪いわけじゃない。道徳の問題か。そんな折、来年度から「道徳」が教科化される。

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(2017年10月30日掲載)
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