エクオールがパフォーマンス障害に関連

近畿大学は2017年12月8日付プレスリリースで、女性アスリートを対象とした調査の結果、エクオールの非産生者は産生者に比べて、月経前症候群(PMS)の症状によるパフォーマンス障害のリスクが3.3倍高いことを明らかにしたと発表しています。

エクオールは、大豆イソフラボンから腸内細菌によって作られる女性ホルモンに似た構造を持つ物質で、日本人の閉経前の女性のうちエクオールを体内で産生できる人の割合は、4割程度に留まるといわれています。

研究グループは今回、近畿大学の体育会所属女性アスリートを対象に「大豆負荷試験によるエクオール産生能検査」と「PMS症状と競技に関する調査」を実施し、88人からデータを得ています。

そのデータを解析した結果、エクオール非産生者は62人と7割に上り、産生者に比べてPMS症状によるパフォーマンス障害のリスクが3.3倍と高くなることが明らかにされています。さらに、体重制限もパフォーマンス障害のリスク因子となることが明らかにされ、栄養摂取の重要性を示唆する結果ともなっています。

今回の研究成果は、今後、女性アスリートのパフォーマンス向上のほか、広くPMSの治療にも役立つものと期待されます。

【出典】
近畿大学 プレスリリース

◇雑感
エクオールがPMS症状を抑え、競技のパフォーマンス向上に役立つなら、女性アスリートにとっては朗報といえる。既にエクオールを含むサプリも市販されている。ただ、あるサプリを摂取していた選手がドーピング検査で陽性となった事例もあるようだから、慎重を期してほしい。

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エクオールとPMSの関係

(2018年1月17日掲載)
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