空の巣症候群とは?

空の巣症候群とは、子供の自立といった環境的要因と、更年期のホルモン変動などの内的要因が重なり合い、子育てに専念していた女性が喪失感や虚脱感、不安感、葛藤状態、うつ状態などを示すことをいいます。

ひな鳥が巣立った後の空っぽの巣に例えて、空の巣症候群(Empty Nest Syndrome)とよばれるようになりました。

空の巣症候群は、子供の大学進学や就職、結婚などが契機となり、自分が家族に必要とされていないという「役割喪失」を経験することから始まります。

子育て中は時間に追われ、たまにはのんびりしてみたいと愚痴っていた主婦も、いざ子供が独立して、時間があり余るようになると、急に張り合いがなくなり、ぽっかり心に穴が開いたようになることがあります。

空になった家に一人残され、孤独感に襲われます。また、おりしも更年期障害の時期と重なると、事態はますます悪化します。

空の巣症候群になりやすい人は、専業主婦で子育てに没頭し自分の事は二の次、といった傾向があるようです。

また、空の巣症候群になりやすい人は、出不精で、人付き合いも少ないことから、子供に親離れされると、献身の対象を失い、心に大きなダメージを受けます。

空の巣症候群は放っておくと、不眠や手の震えなど様々な症状が現れる自律神経失調症になったり、うつ病になるケースもある危険なサインです。

さらに、空の巣症候群は俗に台所症候群とよばれるように、逃避行動として台所にこもってキッチンドリンカーになり、アルコール依存症になる恐れもあるのです。

空の巣症候群に陥らないために、もう何もすることがなくなったと消極的にならずに、新たな活動の場を見つけ出すことが重要になると思います。

(2008年4月10日掲載)
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