うつ病に罹りやすい人

世の中には、うつ病に罹りやすい人と、うつ病に罹りにくい人がいるといわれています。

次のような人がうつ病に罹りやすい人といわれていますが、私自身を顧みても、すべて「うつ病に罹りやすい人」に当てはまるような気がします。

■いい人
うつ病に罹ると、自分は心が弱いのではないかと思ってしまいます。
しかし、うつ病は、心の強さや弱さより、その人の性格(これを「病前性格」といいます)が大きく関係しているようです。
まじめで責任感を持って仕事を一生懸命行い、人あたりも良いという人が、うつ病に罹る危険が高いといわれています。
うつ病に罹りやすい人は、悪くいうと、融通がきかず、頭が固いということになるのでしょうか。
一般的にこのようなタイプの人は、ストレスを溜め込みやすく、うつ病に罹りやすいようです。

■物事の重みづけがヘタな人
やり残しがないように、すべてを完璧にやろうという、几帳面で完全主義者というタイプです。
いろいろやるべきことがある場合に、自分で優先順位をしっかりとつけ、優先順位の高いものから取り組んでいくことが、あまり上手くありません。
“心の鐘”が、どれも同じように響くのです。

■感情がいつまでも残る人
几帳面さとも関係しますが、たとえば失敗をしたとき、悔しい気持ちが長く続き、今度は絶対に失敗するまいと慎重になり、ますます几帳面さを増し、大きなストレスを抱えてしまうというタイプです。
これまでは几帳面さでさまざまな困難を乗り切ってきても、社会人や家庭人になってストレスが増えると、そうはいかなくなります。
几帳面さで乗り切ろうと、がむしゃらになればなるほど、ストレスの重圧は大きくなり、やがてうつ病へと進んでしまいます。

(2008年4月9日掲載)
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