心を癒す「ひのき」

自然界、特に森林の中で植物が発散している「フィトンチッド」という物質の存在は、古くから知られていました。

フィトンチッドの働きは、ロシアをはじめとする各国で研究され、人間の体にも好影響を与えることがわかってきました。フィトンチッドには、生理機能の促進など、体にとって良い作用をもたらします。

また、森林が生み出す空気は新鮮で、木々の香りと共に、二日酔いや体調が悪いときの頭痛・吐き気などにも良い効果が期待できます。

さらに渓流や滝のある森林では、空気中にマイナスイオンが充満しています。マイナスイオンは、水が飛び散るエネルギーで、空気中の電荷をマイナスにすることで発生します。

針葉樹のひとつ、ひのきには、優れた材質と共に独特の芳香が備わっています。ひのきの香りは、精神をリラックスさせる作用をもつとされ、建材や浴槽に珍重されてきました。

ひのきの芳香とともに、特に初夏、雨上がりの森林の早朝は、フィトンチッドの発散量も最高になり、森林浴に最も適した環境が整います。

また、ひのきの足元に生えるヒバ(あすなろ)には、体を温める作用があるともいわれています。

森林浴に出かけることができない多忙なサラリーマンの方も、自宅で手軽に森林浴の気分が味わえる「ひのきの癒しグッズ」を使って、リラックスしてみてはいかがでしょうか。

(2008年4月10日掲載)
スポンサーリンク
コメント投稿(運営者確認後に表示)
※運営者の判断によリコメントが表示されない場合(誹謗や中傷など)がありますので、ご了承ください。また、特定の病院に対するお問い合わせにつきましては、ご覧になった病院へ直接お願いいたします。
名前
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
スポンサーリンク
記事検索


Copyright © 2007-2023 「うつ」の心に癒しを。