心を癒す「温泉」1

温泉にはさまざまな効能があります。私も温泉が大好きです。温泉と転地効果との相乗効果で、心身ともに本当に癒されます。

ただ、うつ病の急性期には、温泉に関わらず、旅行など遠出は避けた方がよいと思っています。

うつ病で心のエネルギーが枯渇しているなか旅行に行っても楽しむことができず、また、大変疲れるので、かえって逆効果となりかねないからです。

気分的に安定してから温泉旅行を楽しみましょう。

■温泉の効能
温泉の湯の中に含まれている成分は、直接肌に作用したり、皮膚から吸収されて内臓や神経まで影響を及ぼすともいわれています。泉質ごとに温泉がもたらす効果は・・・

■単純泉
鉱物などの成分の含有量が少ない「あっさりタイプ」の温泉です。体に与える刺激が少なく、利用範囲が広い温泉といえます。日本で一番多く存在する温泉です。
※単純泉の主な温泉
塔ノ沢温泉(神奈川)、下呂温泉(岐阜)、飛騨高山温泉(岐阜)

■塩化物泉(食塩泉)
塩素イオンが主成分で、塩辛い味がします。入浴すると、肌に塩分が付着し、汗の蒸発を防ぐので、保湿効果があります。
※塩化物泉(食塩泉)の主な温泉
熱海温泉(神奈川)、かんざんじ温泉(静岡)、輪島温泉(石川)、片山津温泉(石川)、洞爺湖温泉(北海道)

■炭酸水素塩泉(重曹泉、重炭酸土類泉)
炭酸水素塩が主成分で、飲用すれば胃散を中和する効果があります。
※炭酸水素塩泉の主な温泉
嬉野温泉(佐賀)、四万温泉(群馬)、妙見温泉(鹿児島)

■硫酸塩泉(石膏泉・芒硝泉・苦味泉)
硫酸イオンが主成分で、口に含むと苦い味がするのが特徴です。いずれも血管を拡張して血液の流れをよくする働きがあります。
※硫酸塩泉の主な温泉
芦ノ湖温泉(神奈川)、伊香保温泉(群馬)、川中温泉(群馬)、浅虫温泉(青森)

■二酸化炭素泉
炭素ガスが溶け込んでいる温泉で、炭酸ガスの気泡が出て、飲むとサイダーのような味がするので、俗に「サイダー泉」ともよばれています。炭素ガスが毛細血管を刺激拡張し、心臓の負担を軽くする作用があります。また、血行を良くなり、体がポカポカになるのが特徴です。
※二酸化炭素泉の主な温泉
長湯温泉(大分)

■含鉄泉(鉄泉・銅泉)
鉄分を含んだ温泉で、湯口では透明ですが、浴槽では時間とともに鉄分が酸化し、茶色になります。鉄分が体内に入り血を作るので昔から貧血に有効とされています。
※含鉄泉の主な温泉
有馬温泉(兵庫)、西浦温泉(愛知)

■硫黄泉(硫化水素泉)
硫黄を含んだ温泉で、湯は微白濁し、ゆで卵の腐ったような臭いが特徴です。石鹸はききません。また、解毒作用・漂白作用があるので、女性にはうれしいですが、刺激も強いので、乾燥肌や病弱の方は、要注意です。
※硫黄泉の主な温泉
銀山温泉(山形)、日光湯元(栃木)、白骨温泉(長野)

■酸性泉(ミョウバン泉)
酸による殺菌力が強く、肌がピリピリするのが特徴ですが、肌への刺激が強いので、肌の弱い人には不向きといえます。入浴後は真水で洗い流して湯ただれを防ぎましょう。
※ミョウバン泉の主な温泉
草津温泉(群馬)、玉川温泉(秋田)

■含アルミニウム泉
含アルミニウム泉は、火山活動の多い地域に多い温泉といわれています。アルミニウムイオンと硫酸イオンを含む「明ばん温泉」は、昔から眼病に用いられてきました。また、皮膚や粘膜の引き締め作用が強く、肌の弾力性を回復させハリを与えます。小じわ、たるみにも効果的といわれています。
※含アルミニウム泉の主な温泉
万座温泉(群馬)

■放射能泉
天然の放射性物質であるラドン、ラジウムが含まれた温泉をいい、特に痛風によいとされています。マイナスイオンが豊富であるのも特長です。
※放射能泉の主な温泉
三朝温泉(鳥取)

(2008年4月10日掲載)
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