ストレスは万病のもと

昔から「風邪は万病のもと」といわれてきました。

しかし、現代においては、「ストレスは万病のもと」といってよいのではないかと思います。

ストレスが体の免疫力を低下させ、風邪をはじめとした感染症を起こしやすくするということは従来から知られています。

そして、ストレスが過剰になると、一般に“心の風邪”といわれる「うつ病」になりやすくなります。

では具体的にどうストレスに対処すればよいのでしょうか?

湯冷めしないように風呂から上がったらすぐ体を拭くとか、外から帰ったらうがいをするとか、体を使った具体的な行動はすぐに行うことができますが、目に見えないストレスを減らしましょうといったところで、どうすればよいか戸惑ってしまうと思います。

近年、ストレスの体に対する弊害を調査し、その結果を目に見える形でわかるようにしようという研究結果が出てきました。

一番良くないとされるのは、「自分はストレスとは無縁」とばかりに、活発な生活を送っているタイプです。

このタイプは、本人がストレスを自覚していないだけで、実際にはストレスを大きく抱えており、多忙で不規則な生活を送ることにより、動脈硬化や高血圧、糖尿病などに悪影響をもたらすといわれています。

ストレスを自覚している人もしていない人も、これからは「ストレスは万病のもと」としっかり認識して、普段の生活を改善していけば、それがひいては、心の病「うつ病」の予防にもつながることになります。

(2008年4月10日掲載)
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