適応障害とうつ病の違い

適応障害とうつ病の違い

適応障害は、うつ病不安障害と同様、配偶者など近親者との死別、昇進、異動、人間関係のもつれといったことがストレス要因となり発症します。

特に、軽症うつ病と適応障害は非常によく似ており、医師でも判断に迷う場合があるようです。

適応障害は、限りなく軽症うつ病に近い病態であり、適応障害とうつ病は、一連のプロセス上にあるといってよいようです。

つまり、適応障害は、「うつ病予備軍」と位置づけることができそうです。

適応障害とうつ病を医学的定義から比較すると、適応障害がはっきりとしたストレス要因があるのに対して、原因となるストレスは必須ではない疾患がうつ病や不安障害ということになります。

適応障害の抑うつと軽症うつ病の抑うつとの臨床的な違いとしては、適応障害の抑うつの場合は、ストレス要因が存在するところでは「うつ病的」ですが、その他の状況(遊びや趣味の世界)では普通にいられるのとは対照的に、軽症うつ病の場合は、遊びや趣味といったストレス要因が存在しないところにおいても、抑うつ気分があり関心がなくなるということが、適応障害とうつ病の最大の違いといえます。

適応障害の場合はストレス要因から離れれば元気が戻るのに対して、軽症うつ病の場合は元気が戻らないのです。

治療については、適応障害も軽症うつ病も大きな違いはなく、適応障害と診断された場合でも、抗うつ薬や抗不安薬などが処方されます。

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