海自自衛官の自殺過去最多:2007年度

海自自衛官の自殺過去最多:2007年度

2008年4月16日付北海道新聞によると、2007年度の海上自衛隊の自衛官の自殺者数が過去最多の23人に上ることが16日、防衛省の調べで分かったそうです。

事務官を含めた陸海空の自衛隊員全体の自殺者は89人と4年ぶりに100人台を割り込んだ中、海自の自殺者増加が際立っています。

防衛省人事教育局によると、2007年度の海自の自殺者数は前年度の19人を4人上回り、事務官を合わせた自衛隊員全体の自殺者では、過去最多だった2005、2006両年度の101人を12人下回ったといいます。

海自以外の自殺者の内訳は、陸自48人(前年度比17人減)、空自12人(同3人増)、事務官など6人(同2人減)となっています。

海自では2007年1月以降、イージス艦の情報流出、インド洋での給油量隠ぺい、護衛艦「しらね」の火災、イージス艦「あたご」の事故など不祥事が続く中、「あたご」当直員が2008年3月24日に自殺未遂を図る事件も発生しています。

こうした事態を踏まえ、防衛省人事教育局は、「海自で自殺が増えた原因などは今後分析する」とし、「自衛隊員全体で自殺者数は減ったが、一層減少につなげられるようメンタルヘルス対策などに力を入れたい」とコメントしています。

10万人当たりの海自の自殺者数は51.7人で、人事院がまとめた2006年度の国家公務員全体の自殺者数23.1人に比べて2.2倍、18〜60歳の国民全体の26.7人に比べても1.9倍にも上る高い自殺率となっています。

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