うつ病治療4人に1人が中断

うつ病治療4人に1人が中断

2008年4月21日付CBニュースによると、うつ病やうつ病関連の疾患で受診した経験がある人のうち、抑うつ症状が治まっていないにもかかわらず、うつ病治療を中断するケースが少なくないことが、ファイザーの調査で明らかにされたそうです。

精神医療の専門家は、「うつ病患者が疾患を理解し、安心してうつ病の治療に専念できる環境を創出できるよう、医師側の意識をさらに高めていく必要がある」と指摘しています。

ファイザーの調査は、うつ病とうつ病関連疾患で受診経験がある12歳以上の1,000人を対象に実施。

「うつ病治療を中断したことがあるか」との質問では、ほぼ4分の1に当たる252人が「ある」と回答。

その際の抑うつ症状については、「治まっていなかった」が104人(41%)で、「治まっていた」の76人(30%)を上回っています。

うつ病治療の中断の理由としては、「通院が面倒」「通院するほどの病気や症状ではないと思った」「症状が良くならなかった」が多かったようです。

うつ病治療の満足度に関しては、「医師の説明」や「薬剤の効果」を重視する人が多く、また、専門医の場合には特に「医療施設の雰囲気、受診のしやすさ」が重視する人が多かったといいます。

うつ病治療の通院に当たっては、約半数が「普段、病気の際に利用している身近な医療機関」を最初に受診しており、ファイザーでは、「うつ病を日ごろの診療の際にできるだけ早く発見して治療するには、かかりつけ医の役割が重要になる」と指摘しています。

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