社会不安障害を「社交不安障害」に変更

2008年5月30日付読売新聞によると、日本精神神経学会は、社会不安障害を「社交不安障害」、行為障害を「素行障害」に変えるなど、誤解や偏見を招きやすい用語の改定を決めたといいます。

また、外傷後ストレス障害は「心的外傷後ストレス障害」、人格障害は「パーソナリティ障害」とするそうです。

2008年5月31日の日本精神神経学会総会に報告し、約20年ぶりの改定となる「精神科用語集第6版」を近く発行するとのこと。

社会不安障害(SAD)は人前で緊張しすぎる症例ですが、引きこもりなどと誤解されやすい面があります。

行為障害は青少年期に窃盗や暴力などの問題行動を繰り返すことを指しますが、不器用で動作がうまくいかないものと誤解されやすいこと、外傷後ストレス障害は身体のけがの後の心理症状と誤解されることが少なくないこと、人格障害は性格の極端な偏りを指しますが、人格否定の印象があることなど、こうした理由から、用語の改定を行うといいます。

日本精神神経学会では2002年8月に精神分裂病を「統合失調症」に改定したケースに続く用語改定となります。

行政主導で変更された認知症(痴呆)も取り入れ、これらを踏まえた新しい用語集にするようです。

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(2008年5月31日掲載)
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