子供のうつ病が増えている

子供のうつ病が増えている

札幌市、千葉市、岩見沢市の一般の小・中学生を対象とした、2万人余りの大規模な調査(「小・中学生の抑うつ状態に関する調査」)によると、小・中学生の2.6%(小学生1.6%、中学生4.6%)がうつ病にかかっていると推定されています。

大人のうつ病の有病率が5%程度といわれているので、中学生はほとんど大人と同じ有病率といえます。

近年、大人のうつ病が急増している中で、子供のうつ病も同様に急増している可能性があると指摘されています。特に、子供のうつ病は、不適応(不登校や身体症状など)や、一部の精神疾患(摂食障害不安障害強迫性障害など)と併発して発症することが多いといわれています。

子供のうつ病の問題として、たとえ心療内科や精神科などを受診したとしても、医師にとって見分けにくい点があげられています。子供は自分の精神的な不調を言葉で上手く伝えられないことや、子供のうつ病は一見するとうつ病に見えないことが、その理由とされています。

私は、子供のうつ病は、今後ますます社会問題化するのではないかと感じています。将来、大人になってうつ病が再発したり、対人関係や社会生活に支障が出ないように、また、子供のうつ病による自殺を食い止めるためにも、一層の適切な診断と治療が非常に重要になってくると思っています。

子供のうつ病の急増、子供の心の叫びが聞えてきそうです。

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