不登校(登校拒否)

不登校(登校拒否)は、1960年代頃より社会的な注目を集めるようになり、年々増加傾向にあります。不登校の子供の数は、数十万人ともいわれ、社会問題になっています。

不登校は、1930年代の意図的に学校を休む「怠学」に始まるといわれています。その後、「学校恐怖症」という用語が近年まで使われていました。さらにその後、学校へ行け(か)ない状態を「登校拒否」とよぶようになりましたが、強い意志の表れである拒否がみられないケースや、1992年に当時の文部省がどの子供でも起き得るとの見解を発表したことで、単純に学校に行かないという「不登校」という用語が、現在では一般的に使われています。

不登校の初期の典型的な症状は、朝起きた時の、腹痛や頭痛、吐き気、食欲不振、疲労感、微熱などの身体症状です。また、登校する辛さのため、表情は暗く、生気がありません。

しかし、このような症状は、登校時間が過ぎ昼頃になると徐々に消え始め、下校時間になると元気になるという特徴があります。

この点において、うつ病の日内変動と区別することが難しい面があるといわれていますが、うつ病と不登校の違いは、うつ病の場合、学校が休みの日においても元気のない症状が続くことです。

さらに、うつ病と不登校の違いは、うつ病の場合、学校を休んで家にいる時でも好きな事を楽しめないのに対して、不登校の場合は、好きなテレビやゲームを心から楽しめる点にあります。

ただ、うつ病と不登校は厳密に区別可能な病態というよりも、併存しやすい病態であると捉えるべきだという専門家の指摘があります。

不登校は、親や担任の教師が何とか学校に行かせようとするほど、子供は反抗的になり、自分の部屋に引きこもります。

また、不登校は、家庭内暴力リストカットなどの自傷行為に発展することも多いといわれています。

(2008年12月12日掲載)
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