統合失調症

カテゴリ「統合失調症」に属する記事一覧です。
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ダブルバインド(double bind)は、統合失調症の発症原因を説明するために米国の文化人類学者グレゴリー・ベイトソンが1956年に提唱した概念です。その後の精神医学や精神療法の理論に大きな影響を与えています。 ダブルバインドは、「異次元の相矛盾する二つのメッセー...
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小児統合失調症は当初、成人の統合失調症とは異なる疾患と考えられていましたが、現在では単に小児期に発症する統合失調症と考えられており、別の疾患とはされていません。 統合失調症は一般に思春期以降(10歳代後半以降)に発症するとされており、小児における発症はレ...
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統合失調症は、経過が長期にわたり、また、精神症状だけでなく、社会生活を送るうえでの能力が損なわれたり、家族関係が悪化したり、偏見の目でみられたりするなど、社会的にも大きなダメージを受けやすい疾患といえます。したがって、統合失調症の治療においては、医学的な...
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病識とは、疾病意識ともいい、自分が病気に罹っていることや、症状の重さがどの程度なのかの自覚をいいます。たとえば、統合失調症では病識がないか著しく不十分で、うつ病では病識に問題はないとされています。一般的には、病識が乏しいと治療においては妨げになるといわれ...
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統合失調症では、極めて多様な症状が現れますが、症状や経過の特徴に基づき、いくつかの類型(病型)に分けることができます。ただし、病型の分類はおおまかなもので、中間型や混合型、経過の途中で病型が変化する場合があります。 ■破瓜(はか)型 解体型ともいいます。破...
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統合失調症では、精神的活動全般にわたり極めて多様な症状を示すとされています。症状は、急性期に現れるものと慢性期に現れるものに大別されていますが、両方の時期を通じて現れ続ける共通の症状も少なくないとされています。 統合失調症に特徴的な症状は、幻覚、妄想、興...
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統合失調症は、発生頻度の高さ、特異な病像、治癒の困難性から、精神医学の領域では最も重要な疾患とされていますが、本態については不明な部分が多く、また、単一の疾患ではなく、症候群(シンドローム)とする見解もあります。 統合失調症の原因としては長い間、ドーパミ...
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統合失調症は、英語でschizophrenia、ドイツ語でschizophrenieといいますが、schizoの語源「分裂」とphrenの語源「精神」から直訳された「精神分裂病」という病名が、明治以来長い間使われていました。 精神分裂病という病名は、人格や理性が崩壊する病気といったイメージが...
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統合失調症は、およそ100人に1人がかかる、決して稀ではない精神疾患といわれています。統合失調症の好発年齢は、10歳代後半から30歳代といわれ、特に10歳代から20歳代にピークがあるといわれています。また、40歳を過ぎてから発症するケースでは、男性よりも...
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