EAPとは?

EAPとは、「Employee Assistance Program」の頭文字をとったもので、「社員支援プログラム」と日本語では訳されています。

EAPの発祥はアメリカで、社員のためのメンタルヘルスのプログラムを外部委託するシステムを意味します。

企業内にメンタルヘルスの管理機能を持たず、社員の心の問題に対するケア、予防、治療、カウンセリングを外部団体に委託します。

EAPは、企業側の経済的負担はさておき、利用する従業員の心理を考えると実際的だといわれています。

EAPは大企業ではかなり浸透してきていますが、中小零細企業においてはEAP自体の存在が十分に認識されているとはいえません。

今後ますます心の病を患う社員が増えていくことが推測されます。

日本の企業の多くがEAPのシステムを採用し、社員のメンタルヘルス対策に真剣に取り組んでほしいと思います。

うつ病をはじめ心の病の正しい知識の浸透を図り、ひいては、自殺予防という観点、さらには社会の正常な発展という観点から、メンタルヘルス対策は、企業の最重点課題の一つと私は考えています。

(2008年9月24日掲載)
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