依存症とは?

アルコールや薬物など、日頃の習慣になっていることを止めようと思っても、それを止めると不安に襲われ、どうしてよいのかわからなくなるので、結局止められないという状態を「依存症」といいます。

依存症の発端の多くが、ストレス発散や好奇心によるものです。

依存症が進むと体はもちろん、精神的にも不安定になり、生活の破綻を招く危険性があります。

依存症が進行すると、依存の対象となる事をしていない時でも、すぐにそれが実行できる状態に身を置こうとします。

たとえば、ニコチン依存症の場合、すぐに喫煙できる状態にないと不安になり、ついには、1本吸い終わるごとに次の1本をすぐに吸うという、チェーンスモーカーになります。

依存症では、冷静な判断力が失われ、自分自身でコントロールができない危険な状態となり、その状態が高じると離脱症状が起こり、ますます止められなくなるという、非常に断ち切りにくい悪循環に陥ります。

ちなみに、離脱症状とは、禁断症状や退薬症状ともいい、長期間にわたり反復使用した依存性物質を減量・中止した時に引き続いて起こる症状をいいます。この離脱症状は、生体に備わるホメオスタシス(恒常性)が崩れることにより起こると考えられています。

(2008年9月29日掲載)
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