心を癒す「鉄」

体内に吸収された鉄は、その6割以上がヘモグロビンの構成物質となって酸素を全身に運び、残りが肝臓などの臓器に蓄えられます。

鉄分が不足すると貧血ぎみになることはよく知られていますが、酸素を十分に運ぶことができないために、皮膚の赤みが消え青白い顔になったり、疲れやすくなったり、動悸や息切れ、食欲不振などの症状も現われます。

さらに、神経が過敏になったり無気力になったりなど、うつ病に似た精神的な症状が出てくることもあります。

鉄分の不足は、無理なダイエットや偏食など、食生活に原因があります。

鉄分だけでなく、鉄分の吸収を助けるたんぱく質やビタミンCが不足して、結果的に鉄分不足になってしまうこともあります。

鉄分を豊富に含む食品としては、レバー、ほうれん草、ひじきなどがよく知られています。

ちなみに、鉄びんで沸かしたお湯や、鉄製のフライパンを使ったりすることでも、微量ですが、鉄分を摂ることができるようです。

(2009年2月25日掲載)
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