躁うつ病とラピッドサイクラー
躁うつ病(双極性障害)で、1年に4回以上、うつ状態と躁状態を繰り返すケースを「ラピッドサイクラー(急速交代型)」といいます。
ラピッドサイクラーは性差があり、特に女性に多くみられるとされています。
ラピッドサイクラーの原因は諸説あり、甲状腺機能など内分泌疾患や脳自体の疾患などが考えられています。
双極性障害では、一気にラピッドサイクラーが現れるわけではなく、最初はストレスでうつ状態になることが数年に1回あるという程度からスタートし、徐々に回数が増え、ついには特段ストレスがなくてもうつ状態と躁状態を頻繁に繰り返すラピッドサイクラーに移行します。
ラピッドサイクラーの薬物治療においては、炭酸リチウム(製品名:リーマス)、カルバマゼピン(製品名:テグレトール)、バルプロ酸ナトリウム(製品名:デパケン)といった気分安定薬が広く用いられています。また、甲状腺ホルモン製剤を用いる場合もあります。
<関連記事>
・炭酸リチウム:定期的に血液検査を
(2009年4月24日掲載)
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双極性障害では、一気にラピッドサイクラーが現れるわけではなく、最初はストレスでうつ状態になることが数年に1回あるという程度からスタートし、徐々に回数が増え、ついには特段ストレスがなくてもうつ状態と躁状態を頻繁に繰り返すラピッドサイクラーに移行します。
ラピッドサイクラーの薬物治療においては、炭酸リチウム(製品名:リーマス)、カルバマゼピン(製品名:テグレトール)、バルプロ酸ナトリウム(製品名:デパケン)といった気分安定薬が広く用いられています。また、甲状腺ホルモン製剤を用いる場合もあります。
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