うつ病に伴う過眠
うつ病においては、一般に不眠が多くみられますが、なかには過眠がみられることもあります。
過眠型のうつ病の場合、睡眠障害以外は、通常のうつ病と異なることはないものの、ときとして、体重増加をきたす食欲の増進がみられることがあるといわれています。
過眠型のうつ病においては、常に過眠を示すわけではなく、同じ人でも過眠と不眠の両方を示すこともあります。なかには、うつ病の初期には過眠がみられたが、うつ病の悪化とともに不眠が現れるケースもあるようです。
このようなことから、うつ病では、不眠と過眠が相互に移行し得ると考えられています。また、過眠型のうつ病の場合、睡眠時間は長時間に及ぶものの、眠りとしては浅く、夢(特に悪夢)をみることが多いという特徴があり、さらに、熟睡感が得られないともいわれています。
過眠型のうつ病の治療は通常のうつ病と同じですが、過眠が躁うつ病のうつ病期にも多くみられることから、この場合は、気分安定薬とよばれる炭酸リチウム(製品名:リーマス)が効果的であるとされています。
(2009年2月21日掲載)
過眠型のうつ病の場合、睡眠障害以外は、通常のうつ病と異なることはないものの、ときとして、体重増加をきたす食欲の増進がみられることがあるといわれています。
過眠型のうつ病においては、常に過眠を示すわけではなく、同じ人でも過眠と不眠の両方を示すこともあります。なかには、うつ病の初期には過眠がみられたが、うつ病の悪化とともに不眠が現れるケースもあるようです。
このようなことから、うつ病では、不眠と過眠が相互に移行し得ると考えられています。また、過眠型のうつ病の場合、睡眠時間は長時間に及ぶものの、眠りとしては浅く、夢(特に悪夢)をみることが多いという特徴があり、さらに、熟睡感が得られないともいわれています。
過眠型のうつ病の治療は通常のうつ病と同じですが、過眠が躁うつ病のうつ病期にも多くみられることから、この場合は、気分安定薬とよばれる炭酸リチウム(製品名:リーマス)が効果的であるとされています。
(2009年2月21日掲載)
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