分離不安とは?

分離不安とは、子供、特に幼児が、母親などから離されることにより、泣きわめいたり、後を追いかけたりする反応をいいます。分離不安自体は病的なものではなく、むしろ良い母子関係の存在を示す健康的な反応とされています。

通常子供が3歳を過ぎる頃には分離不安を示さなくなるとされていますが、3歳を過ぎ子供の年齢と不相応な分離不安は、子供が学校生活など社会生活を送るうえで支障となります。このような子供の年齢と不相応な過剰な不安や恐怖は、病的な分離不安として、治療が必要とされています。

病的な分離不安の原因は、一般に、親子の愛情関係の不安定さや、子供と親のそれぞれがが持つ固有の要素が複雑に絡み合って生じるものと考えられています。

病的な分離不安の治療としては、背景にあるであろう要因を把握したうえで、子供が安心できるよう導くために、家族へのカウンセリング遊戯療法が一般的に行われています。

遊戯療法とは、制限や指示を何も与えない状況のもとで子供を自由に遊ばせ、あるがままに子供を受け入れることによって、子供が抱く不安や恐怖を取り除き、情緒を安定させようとする治療法です。

なお、小学校低学年の不登校の背景には、分離不安の高まりがあるといわれています。分離不安が緊張感を強めるため、意欲を失くさせ登校をしぶらせます。また、うつ状態うつ病に伴う形で、分離不安が高まることがあるともいわれています。

(2009年7月2日掲載)
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