NHK特集「うつ病治療 常識が変わる」を見て

昨日(2009年2月22日)NHK総合テレビで放映された、「うつ病治療 常識が変わる」という特集番組を見ました。

番組では、うつ病の実態から始まり、最新のうつ病治療まで紹介され、最新のうつ病事情を知ることができました。

なかでも、精神疾患医療に携わる医師の技量レベルに大きなばらつきがあることや、異常なまでに多種多量の抗うつ薬などが処方されるケースが少なくないなど、興味深いテーマがありました。

うつ病患者の4人に1人は治癒に2年以上かかり、半数が再発するというのが現在の実態で、その背景には、うつ病と診断されていても、それが誤診であったり、本当は双極性障害(躁うつ病)などであったりといったケースがあるようです。

さらに、イギリスでは、国を挙げてうつ病治療に取り組んでおり、特に抗うつ薬に頼らずうつ病を治そうという試みが盛んで、番組では「認知行動療法」が紹介されていました。

「うつ病治療 常識が変わる」、大変勉強になったNHK特集番組でした。

(2009年2月23日掲載)
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