復職は現職か異動か?

「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」というものを、厚生労働省が2004(平成16)年10月14日に発表しています。

厚生労働省の手引きによると、職場復帰に関しては、「現職への復帰」を原則としています。

これは、もっと好ましいと思われる職場へ異動したとしても、新しい職場環境への適応にある程度の時間がかかり、そこで生じた精神的ストレスにより、うつ病など心の病を再発させてしまう可能性が指摘されているからです。

まずは、元の慣れた職場に復帰し、ある程度のペースがつかめるまで業務負担を軽減しながら経過を観察して、そのうえで異動を考慮した方が良いと考えられています。

ただし、手引きでは、現職復帰はあくまで原則であるとし、異動が原因となってうつ病など心の病を発症したケースにおいては、現在の新しい職場にうまく適応できなかった結果である可能性が高いため、異動前の職場に戻すか、他の適応可能と思われる職場への異動を積極的に考慮すべきであるとしています。

私自身、ある職場でうつ病を発症し、休職はしませんでしたが、その後以前から希望していた職場に異動することができて、一時は気分的にも大変楽になり、うつ病の症状も軽くはなりましたが、新たな職場でのストレスなどで一層調子が悪くなった経験がありますので、現職か異動かは難しい問題だと思っています。

(2009年8月10日掲載)
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