抗うつ薬ミルタザピン:「レメロン」「リフレックス」
明治製菓とシェリング・プラウは2009年7月7日付プレスリリースで、共同開発した抗うつ薬「リフレックス錠(明治製菓)」と「レメロン錠(シェリング・プラウ)」(いずれも、一般名:ミルタザピン)の製造販売承認を取得したことを発表しています。
ミルタザピンは、その作用メカニズムが従来のSSRIやSNRIとは異なり、「ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬」(NaSSA:Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant)とよばれ、中枢神経のノルアドレナリンとセロトニンの神経伝達を増強させる作用があるといいます。
ミルタザピンは、日本では初めてプラセボ(臨床試験において治験薬の効果を調べるために使う有効成分を含まない偽薬)に対して抗うつ効果の優越性が検証され、また、抗うつ効果の早期発現と長期維持などの特長を合わせ持つ抗うつ薬といいます。
明治製菓とシェリング・プラウでは、「リフレックス」「レメロン」の製造販売承認により、うつ病における薬物治療の新しい選択肢として、うつ病患者のQOL向上に貢献できるとしています。
なお、ミルタザピンは、既に海外では1994年に製品名「REMERON(レメロン)」としてオランダで発売され、現在では90か国以上で販売されているそうです。
【追記】
Meiji Seika ファルマとMSDは2016年2月25日付プレスリリースで、抗うつ薬の「リフレックス錠」「レメロン錠」について、従来規格の15mg錠に加え、新規格として30mg錠の製造販売承認を取得したと発表しています。
[出典]
Meiji Seika ファルマプレスリリース
MSDプレスリリース
【追記】
Meiji Seika ファルマとMSDは2016年5月25日付プレスリリースで、抗うつ薬の「リフレックス錠」「レメロン錠」について、新規格の30mg錠を同日発売したと発表しています。
[出典]
Meiji Seika ファルマプレスリリース
MSDプレスリリース
<関連記事>
・抗うつ薬「リフレックス」:線維筋痛症への適応拡大
(2016年5月26日更新)
ミルタザピンは、その作用メカニズムが従来のSSRIやSNRIとは異なり、「ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬」(NaSSA:Noradrenergic and Specific Serotonergic Antidepressant)とよばれ、中枢神経のノルアドレナリンとセロトニンの神経伝達を増強させる作用があるといいます。
ミルタザピンは、日本では初めてプラセボ(臨床試験において治験薬の効果を調べるために使う有効成分を含まない偽薬)に対して抗うつ効果の優越性が検証され、また、抗うつ効果の早期発現と長期維持などの特長を合わせ持つ抗うつ薬といいます。
明治製菓とシェリング・プラウでは、「リフレックス」「レメロン」の製造販売承認により、うつ病における薬物治療の新しい選択肢として、うつ病患者のQOL向上に貢献できるとしています。
なお、ミルタザピンは、既に海外では1994年に製品名「REMERON(レメロン)」としてオランダで発売され、現在では90か国以上で販売されているそうです。
【追記】
Meiji Seika ファルマとMSDは2016年2月25日付プレスリリースで、抗うつ薬の「リフレックス錠」「レメロン錠」について、従来規格の15mg錠に加え、新規格として30mg錠の製造販売承認を取得したと発表しています。
[出典]
Meiji Seika ファルマプレスリリース
MSDプレスリリース
【追記】
Meiji Seika ファルマとMSDは2016年5月25日付プレスリリースで、抗うつ薬の「リフレックス錠」「レメロン錠」について、新規格の30mg錠を同日発売したと発表しています。
[出典]
Meiji Seika ファルマプレスリリース
MSDプレスリリース
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(2016年5月26日更新)
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