精神障害者に対する税金の優遇策

精神障害者に対しては、所得税をはじめとする各種税金の優遇措置が設けられています。

精神障害者に対する税金の優遇措置としては、まず、2級または3級の精神障害者保健福祉手帳の所持者に対する所得税の障害者控除(一般障害者控除)があります。この場合の控除額は、27万円です。また、1級の精神障害者保健福祉手帳の所持者に対しては、40万円の控除(特別障害者控除)が認められています。

市民税・県民税の障害者控除については、2級または3級の精神障害者保健福祉手帳の所持者に対しては26万円の控除(一般障害者控除)が、1級の精神障害者保健福祉手帳の所持者に対しては30万円の控除(特別障害者控除)が認められています。

相続税については、2級または3級の精神障害者保健福祉手帳の所持者の場合、85歳に達するまでの年数に6万円を乗じた金額を相続税課税対象額から控除(一般障害者控除)することができます。また、1級の精神障害者保健福祉手帳の所持者の場合、85歳に達するまでの年数に12万円を乗じた金額を相続税課税対象額から控除(特別障害者控除)することができます。

自動車税や自動車取得税については、1級の精神障害者保健福祉手帳の所持者に対する減免の優遇措置が設けられています。

(2009年1月30日掲載)
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この記事へのコメント
1. Posted by 依咲 奈那   2011年11月04日 23:26
はじめまして。
離人症で検索してこちらに辿り着きました。
私は数年前に離人症と診断されました。精神安定剤と睡眠薬を服用していましたが、友人に
『そんな物は効かない』と言われ、服用を止めました。
幾つも精神科に通い、離人症と言われた時、少し気持ちが落ち着いたような感覚を覚えています。『こうなってしまうのは自分がおかしいわけじゃないんだ』という安堵感だと思います。
去年ヘルパーの資格を取り、介護施設で働き始め半年ほどで、私の身体は一気におかしくなりました。尋常ではない体の震えと恐怖心が襲ってきて『怖い、怖い、此処に居たくない、逃げたい』そういった考えが頭を巡ってました。
そんな事が続き、私は上司に相談し、精神科にまた通う事にしました。身体が、心が、もう駄目だと悲鳴をあげていたのです。
やっと見つけた予約無しでも大丈夫な病院を見つけ、藁にも縋る思いで受診しました。
結果、鬱と診断されました。以前、離人症と診断を受けていた事も話しました。
『鬱は薬があるけど、離人は薬が無い』と
言われた時、また暗闇に突き落とされた気分になりました。
仕事も退職しました。
今は精神科とカウンセリングに通っています。
自分が本当に生きているのかと、此処に私はいますか?とカウンセラーの方に聞いてしまうこともあります。
一人で外出すると、人とか空気とかで胸に圧迫感が起こり、気持ち悪くなってしまいます。酷い時は30分もしないでそうなってしまいます。胸の圧迫感は活動をするとどうしても起こりますが、慣れない所に居ると頻度と苦しみは酷くなります。
一度でも自殺を考え、自殺未遂を繰り返してしまった私は、やっぱり耐え切れずに自殺してしまうのではないかと思ってしまいます。
すいません、少し書き込むつもりがとんでもなく長文になってしまいました。
失礼します。
2. Posted by 運営者どすこい   2011年11月05日 04:30
依咲さん
はじめまして。どすこいです。
辛い思いをたくさんして来ましたね。
うつに伴う離人症の場合、うつが改善されれば離人症も改善すると言われています。まずは薬をきちんと飲んで、うつを改善して行きましょう。現実感が少しずつ戻って来ますよ。諦めず、粘り強く治療を続けることが大事だと思いますよ。
3. Posted by りりちぃ   2014年01月13日 11:54
すみません、市県民税の負担を軽減するためには自分で手続きすればいいですか?よくわからないんです。
4. Posted by 運営者どすこい   2014年01月13日 12:49
りりちぃさん
はじめまして。どすこいです。
市民税・県民税の障害者控除については、自分で手続き(申告)をする必要があります。役所の障害福祉課などで相談してみると良いと思いますよ。
5. Posted by りりちぃ   2014年01月19日 15:37
運営者さん、ありがとうございました。
6. Posted by 最大HP1   2019年08月02日 19:53
はじめまして!

自分はうつ病と診断され2年になります。

人より大雑把な性格で、これまでストレスというものを意識したこともなかったです。
管理職となってからは健康診断の結果が異常なくらい悪く、じっとしてられないくらいの肩こりがあり、家では「疲れた」が口癖でたまに朝起きたらスノーボード行った翌日位の疲労感があったりで病院で見てもらっても原因がはっきりしない状態が続いてました。

 そして、ある査定面談の日、ぐったりした体で会社に向かい、部下との面談していると、うつ状態の診断を受けたことをカミングアウトされました。症状を聞いてるうちに自分とあてはまるどころかそれ以上に自分のほうが深刻な状況ではないかと思い、社長よりそのエリアで一番大きな精神医療の病院の院長を紹介いただきました。
その後、休職し復帰しましたが査定面談の時にまた同じ症状が出て、心の中で何かが折れる感覚があり退職を選びました。
 自分でうつ病と認めたこと自体も大きく落ちる原因になったと思っていますが、そこを踏ん張ったところで時間の問題だったと思います。

先日より皆様の投稿などを拝見し、同じ状況の方がいるということを知るだけでなんだか励みになりました。
また自分も一事例として投稿しようと思い文字を打ち始め、誰か理解できる人に自分の話を聞いて欲しいという欲求が強くあることに気が付きました。
名倉さんがカミングアウトされてましたが、自分も話す際は冗談ばかり言ってるので全く病気を理解してもらえません。
特に自分をよく知っている近しい人ほど理解してくれないという点は、誰に文句言えばいいのかわかりませんが、ほんと悪意を感じるところで、
もしうっかり死んでしまって神様に合うことがあったら皆の分も含めぶん殴って猛クレーム入れてやりたいと思ってます。
7. Posted by 運営者どすこい   2019年08月03日 06:15
最大HP1さん

はじめまして。どすこいです。

おっしゃるとおり、近しい人に理解してもらえない、近しい人から心ない言葉を投げかけられる、非常にこたえますね。

心の中で何かが折れる…とありましたが、ぎりぎりまで無理を重ねていたのかもしれませんね。退職されたとの事、しばらくゆっくり静養してくださいね。
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