心を癒す「ルプリン」
娘が夏休みということもあり、先日(2009年8月1日)、私が住んでいる千葉市の近く船橋市にある「サッポロビール千葉工場」に、家族で工場見学に行ってきました。
その時の話しです。
ビールを造るには、麦、ホップ、水の3つが必要なのですが、ホップに含まれるビールの苦味や香りの元となる成分が、「ルプリン」です。
ホップは雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)が別々になっており、ビールを造るために使われるのは雌株だけだそうです。
ホップの雌株は生育すると球花(きゅうか)とよばれる松かさ状になり、そのつけ根に黄色い油滴状の粒が形成されます。これがルプリンです。
サッポロビールのホームページによると、ルプリンは、催眠、鎮静、利尿、食欲増進、消化促進といった薬理的作用を持つことが明らかにされているそうです。また、ルプリンには、雑菌の繁殖を抑え、ビールの腐敗を防ぐ作用もあるといいます。
上手い工夫だと思ったのが、見学を終えた後、試飲会場までかなり歩くのですが、その通路の端々に「おいしいビールまであと何m」と、2〜5m置きに書いてあるのです。こうすることで、試飲目当てに来たお客さんをイライラさせずにしているのでしょう。
また、意外だったのが、美味しいビールを造るために、全部の製造工程を終了した後、約0度で数十日間寝かせるのだそうです。
「焦らない」「コツコツと」「急いては事を仕損じる」「果報は寝て待て」「愚公、山を移す」「ならぬ堪忍、するが堪忍」、、、様々なフレーズや諺が思い浮かび、ビールに癒され、考えさせられる一日でした。
ちなみに、サッポロビール千葉工場の見学は予約が必要ですが、工場見学や試飲(20分間何回でもおかわり自由)は、ともに無料です。
(2009年8月6日掲載)
その時の話しです。
ビールを造るには、麦、ホップ、水の3つが必要なのですが、ホップに含まれるビールの苦味や香りの元となる成分が、「ルプリン」です。
ホップは雄株(おかぶ)と雌株(めかぶ)が別々になっており、ビールを造るために使われるのは雌株だけだそうです。
ホップの雌株は生育すると球花(きゅうか)とよばれる松かさ状になり、そのつけ根に黄色い油滴状の粒が形成されます。これがルプリンです。
サッポロビールのホームページによると、ルプリンは、催眠、鎮静、利尿、食欲増進、消化促進といった薬理的作用を持つことが明らかにされているそうです。また、ルプリンには、雑菌の繁殖を抑え、ビールの腐敗を防ぐ作用もあるといいます。
上手い工夫だと思ったのが、見学を終えた後、試飲会場までかなり歩くのですが、その通路の端々に「おいしいビールまであと何m」と、2〜5m置きに書いてあるのです。こうすることで、試飲目当てに来たお客さんをイライラさせずにしているのでしょう。
また、意外だったのが、美味しいビールを造るために、全部の製造工程を終了した後、約0度で数十日間寝かせるのだそうです。
「焦らない」「コツコツと」「急いては事を仕損じる」「果報は寝て待て」「愚公、山を移す」「ならぬ堪忍、するが堪忍」、、、様々なフレーズや諺が思い浮かび、ビールに癒され、考えさせられる一日でした。
ちなみに、サッポロビール千葉工場の見学は予約が必要ですが、工場見学や試飲(20分間何回でもおかわり自由)は、ともに無料です。
(2009年8月6日掲載)
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