精神科と心療内科の違い
精神科と心療内科は、厳密には診療領域を異にしています。
精神科は、統合失調症や気分障害(うつ病、躁うつ病)、依存症、摂食障害、パーソナリティ障害など、狭義の精神疾患を扱います。
一方、心療内科は、「内科」という文字が入っているとおり、当初は主として内科的疾患に対してストレスなど心理的要因を重視した診療を行っていましたが、現在では、各診療科にわたる全ての疾患に関する患者の心身医学的な問題の解決や、末期がん患者への対応など、その診療領域を広げています。
ちなみに、心療内科は、心身両面からアプローチする全人的医療を目指し、1963年に診療科として初めて九州大学医学部に開設されました。
うつ病が疑われる場合、精神科を受診すべきか、心療内科を受診すべきか迷うところですが、現状では、両方の診療科名を掲げているクリニックが多く、また、精神科専門医であっても、敷居を低くするために心療内科をトップに掲げているクリニックが多いので、実質的にはどちらも同じと考えて差し支えないと思います。
重要なことは、医師との信頼関係(相性)です。診断や薬の説明が詳しく、質問にきちんと答えてくれるかなどがポイントになります。
また、当分の間は、1週間から2週間置きの通院になりますので、自宅や会社から通いやすいクリニックを選ぶと良いと思います。
<関連記事>
・心療内科・精神科クリニックの選び方
(2009年9月2日掲載)
精神科は、統合失調症や気分障害(うつ病、躁うつ病)、依存症、摂食障害、パーソナリティ障害など、狭義の精神疾患を扱います。
一方、心療内科は、「内科」という文字が入っているとおり、当初は主として内科的疾患に対してストレスなど心理的要因を重視した診療を行っていましたが、現在では、各診療科にわたる全ての疾患に関する患者の心身医学的な問題の解決や、末期がん患者への対応など、その診療領域を広げています。
ちなみに、心療内科は、心身両面からアプローチする全人的医療を目指し、1963年に診療科として初めて九州大学医学部に開設されました。
うつ病が疑われる場合、精神科を受診すべきか、心療内科を受診すべきか迷うところですが、現状では、両方の診療科名を掲げているクリニックが多く、また、精神科専門医であっても、敷居を低くするために心療内科をトップに掲げているクリニックが多いので、実質的にはどちらも同じと考えて差し支えないと思います。
重要なことは、医師との信頼関係(相性)です。診断や薬の説明が詳しく、質問にきちんと答えてくれるかなどがポイントになります。
また、当分の間は、1週間から2週間置きの通院になりますので、自宅や会社から通いやすいクリニックを選ぶと良いと思います。
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・心療内科・精神科クリニックの選び方
(2009年9月2日掲載)
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