芸術療法とは?

「art therapy」は、本来は絵画を手段とした治療法をいいますが、日本語では「芸術療法」と訳され、治療手段として用いる芸術活動は、絵画のほか、コラージュ(はり絵)、彫刻、陶芸、箱庭、音楽、舞踏、手芸、写真、書道、詩歌など、その範囲を広げています。

芸術療法は、レクリエーションの一環として行われるもの、自己表現のみを目的とするもの、作品を媒体にして精神療法を行うものの3つに分類することができます。

通常の精神療法が言葉を用いて行うのに対して、芸術療法では、言葉では表現しにくい心の問題を、芸術活動という非言語的な表現を通して扱います。

芸術療法の効果は通常の精神療法と重なる部分がありますが、芸術療法特有の効果としては、失われた人間らしい感覚を取り戻すリハビリテーション効果、受け入れ難い気持ちを浄化させるカタルシス効果、日常生活に楽しみを与えるレクリエーション効果などがあげられます。

芸術療法が有効とされる精神疾患としては、児童・思春期の不登校引きこもり摂食障害アルコール依存症などがあります。

逆に、強い抑うつ状態、急性期で活発な精神活動がみられる統合失調症躁うつ病などは、芸術療法は向かないとされています。

(2010年2月9日掲載)
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