サイコオンコロジーとがん医療

サイコオンコロジー(psycho-oncology)とは、主として悪性腫瘍(がん)に対し、精神面からアプローチする学問の総称をいいます。

サイコオンコロジーは、日本語としては精神腫瘍学と訳されていますが、現在ではそのまま「サイコオンコロジー」の用語が使われることが多くなっています。

国際サイコオンコロジー協会では、サイコオンコロジーとは次の2つの領域を扱う学問としています。

  1. がんに関するすべての病期にある患者やその家族・ケアする者の情緒的な反応
  2. 発症率や死亡率に影響を与える心理的・行動的・社会的因子

このことから、サイコオンコロジーは、がん患者の心理だけでなく、家族や医療関係者などのケアスタッフの心理を含み、また、がんの再発防止や、がんを予防するための社会心理的な研究をも含む幅広い学問といえます。

日本においては日本サイコオンコロジー学会が1986年11月に任意団体として発足し、2009年7月に一般社団法人となっています。

日本サイコオンコロジー学会では、その目的を定款第2条で次のように定めています。
「日本サイコオンコロジー学会」ホームページより引用・抜粋
精神腫瘍学に関する学術団体であり、がんを取り巻く医療と科学の発展に貢献することで、がん患者、家族及びがんと向き合うすべての人々の健康に寄与し、豊かな人間性を涵養することをその目的とする。

(2009年11月8日掲載)
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