「パキシル」:社会不安障害(SAD)に適応

グラクソ・スミスクラインは2009年10月16日付プレスリリースで、「パキシル」について、社会不安障害(SAD)を効能・効果として厚生労働省から適応追加承認を取得したことを発表しています。

社会不安障害は、社会恐怖ともよばれ、人前で恥をかいたり、恥ずかしい思いをすることを極度に恐れ、そのような社会的な状況に強い不安や苦しみを感じるあまり、そのような社会的な状況をすべて避けてしまい、出勤や通学をはじめ外出もできなくなり、日常生活や社会生活が著しく障害される疾患です。

社会不安障害は、あがり症といった性格や気持ちの問題と諦めてしまい、実際に医療機関を受診する人は少ないといわれ、今回の適応追加承認を受けるにあたっての臨床試験においても、被験者の9割が、社会不安障害発症から3年以上経過していたといいます。

「パキシル」は、従来から、うつ病うつ状態に加え、強迫性障害パニック障害など多くの不安障害に有効な薬として、世界的に広く用いられているSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)です。

「パキシル」は、日本においては既に、うつ病・うつ状態、パニック障害、強迫性障害について承認を取得しています。

プレスリリースによれば、「パキシル」は、2009年4月現在、うつ病・うつ状態とパニック障害でそれぞれ世界110か国以上、強迫性障害で100か国以上、全般性不安障害心的外傷後ストレス障害(PTSD)でそれぞれ80か国以上、社会不安障害の治療薬としても100か国以上で承認されているといいます。

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(2009年10月18日掲載)
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