ストレスと自律神経失調症

ストレスを受けると人間の体は、そのストレスに何とか対応しようとします。しかし、そのストレスが強く継続的なものだと、徐々に耐えられなくなります。心身のバランスを崩し、精神的なストレスが原因で起こる体の疾患を心身症といいます。

ストレスに関連する疾患に共通する事項として、自律神経の働きの乱れがあげられます。自律神経の働きは、人間の体の全ての機能と深く関係しています。ちなみに、全疾患の8割以上は、ストレスと関係していると考える専門家もいます。

ストレスが最大の原因となる病気の一つに、自律神経失調症があります。自律神経は、全ての臓器と深く関係しており、無理を重ねるようなストレス状態が続くと、自律神経の働きが乱れ、体に様々な症状が現れます。

こうした一連の症候群とでもいうべきものが、自律神経失調症です。自律神経失調症の症状としては、手足の冷え、肩こり、のぼせ、不眠、精神的に不安定になる、などがあげられますが、これ以外にも様々な症状が知られています。

自律神経失調症は、原因が特定できないことから不定愁訴といわれることがあります。なお、うつ病の傾向がみられる場合には、自律神経系の症状が現れやすいといわれています。

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自律神経失調症の症状

(2010年1月31日掲載)
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