ギャンブル依存症の治療

ギャンブル依存症に効果がある治療法は、自助グループに参加することだといわれています。

ギャンブル依存症の自助グループとして広く知られているのが、「ギャンブラーズ・アノニマス」(GA)です。

GAは各地に支部があり、定期的にミーティングを開催しています。ミーティングでは、誰が何をどのように話そうとも、それはあくまでもその人個人の考えであり感じ方として、受け入れられ認められます。

ギャンブル依存症になると、ギャンブルに熱中するあまり生活が不規則になります。ギャンブルの勝ち負けで一喜一憂し、ストレスが増大します。ストレスは、様々な慢性病や生活習慣病を引き起こします。

代表的な病気としては、高血圧と糖尿病があげられます。たとえば、パチンコ依存症の場合、開店の10時頃から閉店の23時頃まで、タバコを吸いながらパチンコ台に座り続けます。食事をするといっても、手軽なラーメンやそばなどで済ませることが多く、これが慢性病や生活習慣病の下地を作ってしまうのです。また、ギャンブルによる借金で常に緊張とストレスに襲われ、血圧も上昇します。

ギャンブル依存症は、摂食障害と併発しやすいといわれています。特に、女性のギャンブル依存症が危険であるといわれています。

摂食障害は、極端に食べなくなる拒食症(神経性無食欲症)と、むちゃ食いをする過食症(神経性大食症)の2つがあります。摂食障害のうち、ギャンブル依存症と併発するのは、ほとんどが過食症であるといわれています。

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(2010年3月30日掲載)
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