仮面うつ病と睡眠障害

仮面うつ病とは、頭痛や胃痛といった身体的症状が前面に強く出て、気分の落ち込みや無気力といった精神的症状が目立たないうつ病をいいます。

仮面うつ病がもたらす身体的症状は様々ですが、最も多くみられるのが不眠などの睡眠障害です。

睡眠障害には、眠れないという不眠、眠り過ぎる過眠などがありますが、仮面うつ病においては、不眠症状が頻繁にみられます。特に、いつもより2時間以上も早く目が覚めてしまう早朝覚醒が多いとされています。

仮面うつ病に罹った人は、精神的症状の自覚が少ないため、内科をはじめとした身体の診療科を受診することが多いようです。

内科的な異常がみられず、また、薬も効かないといった場合は、早期に精神科や心療内科を受診して、うつ病の治療を開始する必要があります。

(2010年3月9日掲載)
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