概日リズム睡眠障害とは?

概日(がいじつ)リズム睡眠障害とは、一日24時間の昼夜サイクルと体内時計のリズムが合わないため、自分の望む時刻に寝つき、起床することが困難となる睡眠障害をいいます。

概日リズム睡眠障害に属する病態の中でも、特に睡眠相後退症候群と非24時間睡眠覚醒症候群が注目されています。

睡眠相後退症候群(すいみんそうこうたいしょうこうぐん)は、入眠時刻と覚醒時刻が日常生活を送るうえで支障を来すほど遅い時刻に固定されてしまう病態です。時差ボケやシフト勤務による睡眠障害が一過性睡眠覚醒リズム障害に分類されるのに対して、睡眠相後退症候群は持続性睡眠覚醒リズム障害に分類されます。

睡眠相後退症候群は、体内時計の異常によって起きる睡眠障害の中で、最も多くみられる病態といわれています。いわゆる宵っ張りの朝寝坊の極端なタイプで、10〜20代前半に発症することが多いといわれています。社会人においては、遅刻が多くなり、周囲には病気として理解してもらえず、退職に追い込まれることもあるようです。

一方、非24時間睡眠覚醒症候群は、入眠時刻と覚醒時刻が24時間よりも長い周期で繰り返され、入眠時刻と覚醒時刻が毎日少しずつずれていく病態です。非24時間睡眠覚醒症候群は、睡眠相後退症候群と同様、持続性睡眠覚醒リズム障害に分類されます。

非24時間睡眠覚醒症候群は、視力障害を持つ人、不登校自閉症の児童、うつ病患者によくみられるといわれています。また、夜型の人に多くみられ、発症年齢は、睡眠相後退症候群と同様、10〜20代前半といわれています。

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(2010年3月28日掲載)
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