痴呆や薬剤による睡眠障害

痴呆を発症すると、高い割合で不眠がみられるとされています。昼間は問題なく生活ができても、夜になると家の中を動き回ります。ひどくなると、夜間せん妄といって、寝ぼけたような状態で激しく混乱した行動をとることがあります。このような状態は看過できず、精神科などを受診する必要があります。

痴呆にみられるこうした問題行動への対処法として、昼夜のメリハリをつける意味で、昼間はできるだけ日光にあたるようにしてあげることが大切だといわれています。

睡眠障害、なかでも不眠を生じさせる薬剤には様々なものがありますが、身近なものとしては、カフェイン、ニコチンがあります。

また、喘息の治療薬であるテオフィリンや、ナルコレプシー(居眠り病)の治療薬である塩酸メチルフェニデートも不眠を引き起こしやすいので注意を要するとされています。

普段飲んでいる常用薬の副作用で、不眠が引き起こされることもあります。たとえば、高血圧や不整脈の治療に用いられる薬剤の中には、不眠を引き起こすものがあります。

アルコールはナイトキャップといって不眠の改善に役立つようなイメージがありますが、アルコールは睡眠を浅くし、しかも夜中に目を覚めやすくするので、睡眠薬の代りにアルコールを飲むことは控えた方が良いとされています。また、アルコールは耐性や依存を生じさせ、飲酒を中断すると離脱症状(禁断症状)として強い不眠が現れる場合があります。

(2010年4月8日掲載)
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